



TL-922用 W7RY QSKボード 【バキュームリレーの制御、バイアス回路の刷新、照明ランプのLED化、SEND回路のソフトキー化等が可能】
¥8,200 税込
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TORIO/KENWOOD TL-922用 W7RY QSK プリント基盤の出品です。プリント基板には受信用高速小型リレーのみ設置されており、部品は別売になります。また、この商品には送信用のバキュームリレーや、パーツ類は、含まれておりません、別途入手が必要です。英語のマニュアルと日本語の解説書が付属します。QSKボードの導入には前提として、TL-922が輸出仕様1KW出力に変更されている必要があります。変更されていない場合は輸出仕様の回路図が添付されていますので参考にして変更して下さい。 また、W7RYのマニュアルには若干誤りがありましたので、訂正してあります。この商品にパーツを装着し、TL-922に導入することにより以下の機能が有効になります。
バキュームリレーの制御
大型送受信リレーRL1及びスタンバイリレーRL2の代わりにバキュームリレーと小型高速リレーにより制御を行いますので、リレー音の非常に静かなリニア運用が可能となります。また、CWのフルブレークイン運用が可能です。
照明ランプのLED化
ON AIRとSTBYの表示はRL2に代わり半導体制御となります。また、LED可により照明用電球の玉切れの心配が無くなります。
SENDリレーのソフトキー化
最新モデルのトランシーバーからSEND制御のためのケーブルを直接接続する事が可能です。トランシーバー保護のためのインターフェースは不要です。SEND制御のための電圧電流は8.5V/9.7mAと低電力化されます。 ALC制御ケーブルも、そのまま接続出来ます。
バイアス回路の刷新
バイアス電圧が可変出来る様になり、SSB、CWのアイドル時IPの設定変更が可能です。オリジナルのツェナーでの制御では、輸出仕様の1KW出力に変更すると、SSBアイドル時のIPは約200mAとなり、CW、SSBのアイドル時のプレート入力電力は約600Wとなり、SSB送信時の無音状態でも3-500Zのプレートは赤くなってしまいます。IP調節機能により、アイドル時のIPを東京ハイパワーのHL-2Kと同じIP100mAに設定することにより、送信管に優しい運用が可能です。また、TL-922オリジナルの冷却ファンはIC-PW1のようにやかましくなく、静かで快適なのですが、風量が少ないという問題があります。アイドル時のIPを100mAに設定し、IGを200mA以下で運用するよう、チューニングして運用することにより、オリジナルのファンでも冷却は十分であり、真空管のピンの半田が溶けると言うような事故は起こらないと考えます。さらに、GKタッチ等の事故が発生した場合でもバイアス制御に使われるダーリントン・トランジスタはコレクター損失が125W, ICは10A連続となっております。
その他
バキュームリレーはJenningsのRJ1Aまたは、Kilovac HC-1, いずれも335Ω、26.5Vが必要です。また、RL2リレー撤去後の穴は真空管の冷却風流が乱れますので、アルミ粘着テープ等で閉じて下さい。アイドル時のIPの変更はQSKボード上のボリュームを調整することで可能です。このボリュームはリニアの電源をオフにして本体を横にし、メッシュの部分にドライバーを通し、裏蓋を開ける事なく調整する事が出来ます。
この商品に含まれるアイテムは以下の通りです。
1. W7RY Kenwood TL-922 QSK Board
2. W7RY QSK Input RF Relay and Circuit Board Mounting
3. W7RYのマニュアル(当店オリジナル改訂版)(英語)
4. 日本語の導入解説書(QSKボード取り付け用の図面、バキューム・リレー・マウント用アルミ基台の図面を含む) eBayのW7RYの説明書にはQSKボード取り付け及びバキュームリレーの基台の図面は付属しておりません。
この商品を当店よりご購入頂いた方には、導入に際して必要があればメール・電話により支援をさせて頂きます。また、パーツの入手が困難な方はパーツの在庫がございますのでお問い合わせ下さい。なお、W7RY Jimによりますと、このTL-922用のボードは既に世界中で300枚以上の販売実績が有るとの事です。当店に置きましても複数セットを顧客先に導入し1年間以上運用しておりますが、問題なく稼働する事が確認できましので、ヤフオクに出品することに致しました。
このボードの導入作業は、少し難易度が高いですが、導入後はリレー音がパッカンからチッと言う感じに非常に小さくなり、全く別物になります。また、高速に送受信のスイッチングをしますので、エキサイターに優しい運用が出来ます。ノーマルのままでは、エキサイターの送信出力開始までにリレーの開閉が完了しない場合があります。(オリジナル:40m秒、真空リレー:8m秒)総務省の落成検査の際には高調波が規定を若干オーバーしますが、アンテナチューナーを導入する事によりパスすることが出来るそうです。あなたも、チャレンジしてみませんか。
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